- 独り言
体調が悪い時期
体調がよくなってから書こうと思ったら、2ヶ月近くが過ぎていました。
端的に言えば、鬱の状態です。
症状は人によると思いますが、私の場合は無気力、無感情になって、何もできなくなります。
何とか約束していた仕事だけはこなしつつ、ずっと静養しているような状態でした。
せっかくなので、どんな状態なのか少し紹介しておこうと思います。
まず「無気力」。
分かりやすく言うと、何もする気が起きない状態です。
そういう状態は、健康な方でも多少あると思います。
『面倒だなー』とか『億劫だなー』という気持ちですね。
ただ、私の場合はそれが病的です。
入浴程度ならまだいい方で、食事やひどいときにはトイレさえ行けなくなります。
文字通り、布団から出れない状態になります。
結果として、意識があるかないかぐらいの状態で、延々と横になっていることになります。
もうひとつが「無感情」。
こちらは気持ちや喜怒哀楽がまったくなくなります。
一般的なうつ病のイメージだと、ズーンと沈んだ感じかなと思います。
もちろん、私もそういう症状が出ることはありますし、昔はそういうパターンが多かったと思います。
ただ、近年はプラスもマイナスも、一切の感情が無くなるようになってきました。
「楽しい」や「嬉しい」もなければ、「悲しい」や「辛い」もない状態です。
人によっては、ちょっとイメージしづらいかもしれません。
感情がないとどうなるかというと、気分転換などができません。
何をやっても何も感じないので、疲労がたまるだけです。
つまり、仕事の分の疲労だけがどんどんたまっていく感じになります。
また、誰かと会ったり話すことを避けるようになります。
コミュニケーションを行う上では、多少なりとも喜怒哀楽などが必要になると思います。
それらを作って見せることはできますが、とても疲れるからです。
で、この2つが同時に進行します。
「無気力」で「無感情」。
何もしない、何も感じない。
誤解を恐れずに言えば、壊れた人間みたいな感じです。
では、そんな状態からどうやって戻ってくるのか。
大体は、何かきっかけのような出来事があったり、時間経過で少しずつ回復したりします。
ここはまだ、私も自分がよく分かっていません。
ただひとつ言えるのは、自分から動き出すのは無理だということです。
「無気力」かつ「無感情」の状態だと、本当に転がっているだけです。
療養のために体を動かそうとか、そんな考え到底浮かんできません。
ただひたすら、何かを待ち続ける病人になります。
そんなこんなで、2ヶ月近く、グッタリしていました。
最近は少し回復してきましたが、それでもまだ新たに仕事を請けられる状態ではありません。
既に約束しているお仕事と通院だけは、何とか気力がでるように調整する毎日です。
当然収入はガタ落ちですので、家族のサポートも受けることになります。
年齢的には、そろそろ親の面倒のことも考えなければならないのに、頭が痛いです。
この先、生きていけるのでしょうか……?
それでは、久しぶりに大きく調子を崩していた、山本慎一郎でした。