- 独り言
情報処理安全確保支援士「オンライン講習」の受講を始めました
情報処理安全確保支援士に定められた法定講習である「オンライン講習」の受付が開始されたので、早速申し込み、受講を始めました。
情報処理安全確保支援士には、特定の講習を所定の期間内に受講することが法律で定められています。
このうち、「オンライン講習」は1年に1回受けるものとされており、国から委託を受けた情報処理推進機構(IPA)より提供されています。
さて、気になるその内容についてですが、さすが国家資格の法定講習というだけあって、内容の質も量も圧倒的です。
主題とするテーマだけでなく、関係する法令や国家戦略との関係性の説明、実際に起きた事案の紹介など、市販の参考書などでは到底カバーできないレベルです。
しかも、『情報処理安全確保支援士として理解しておかなければならないが、自分で調べるには非常に時間がかかること』も簡潔にまとめられており、とても助かる資料になっています。
ただ、質も量も大変なボリュームなので、まじめに取り組むと結構な時間がかかります。
公表されている資料では、知識、技能、倫理の全科目合計で6時間となっていますが、そんなレベルじゃないです。
『資料をサクサク読み進め、書いてあることをおおよそ理解する学習』で、たぶん6時間ぐらいです。
書いてあることの本質を理解するために、記載されている出典元や参考資料も読み込むと、2倍3倍の時間はかかりそうです。
一応、受講開始から90日以内に全科目の修了テストに合格すればOKなので、日数的猶予はだいぶありますが、普段の仕事をしながら+αでこれは、体力的には中々ヘビーです。
もし、これから情報処理安全確保支援士を目指す方がいたら、講習の費用だけでなく、履修にかかる時間も、しっかりと計画したほうがいいです。
6時間を信じてはいけません。3倍は見積もっていきましょう。
というわけで、しばらくは次の試験の勉強ではなく、情報処理安全確保支援士の「オンライン講習」を進めることになりそうです。
まあ、考えてみれば、試験に合格してからもう半年経っているわけで、忘れそうになっている知識を思い出す意味でもいいタイミングだと思います。
しっかりと知識や技術、そして責務を思い出すことにしましょう。
それでは、情報処理安全確保支援士の「オンライン講習」を受け始めた、山本慎一郎でした。