- 独り言
データベーススペシャリスト試験の結果
先日、情報処理技術者試験の合格発表がありました。
データベーススペシャリスト、無事合格していました。
今回は体調が悪く、事前の勉強も当日の準備もろくにできていない中での受験となってしまいました。
結果としては合格していましたが、点数はかなり悲惨でした。
具体的には、午前Ⅱが72点、午後Ⅰ80点、午後Ⅱ64点でした。
以前受けたときには、午前Ⅱ100点、午後Ⅰも90点台だったはずなので、だいぶ落としています。
特に午後Ⅱはギリギリですね。
さすがに、反省会が必要そうです。
ところで、IPAが公開した統計情報によると、データベーススペシャリスト試験の合格率は17.2%。
高度試験の中では最も高いですが、ここ数年の平均的な数値です。
また、受験者数は10,120人で、コロナ禍以前の水準まで戻りつつあります。
近年のAIの台頭により、データサイエンス分野も盛り上がっていますし、データの扱いに注目が集まっているのかもしれません。
ついでに、他の試験区分も見てみましょう。
応用情報技術者は、受験者数44,243人で過去最高を記録しています。
合格率も28.5%と高く、何かプロモーションでも行ったのかという水準になっています。
次世代の技術者が育っているのは素晴らしいことだと思います。
プロジェクトマネージャは、受験者数8,627人で増加傾向。
合格率13.9%は例年通りですね。
官公庁の案件などでは必要資格にも挙がってきているので、重要性が増えてきているのかもしれません。
エンベデッドシステムスペシャリストは、受験者数1,365人で、試験構成が変わった去年よりさらに減少。
合格率16.9%は、去年と同じ水準ですが、いかんせん絶対数が231人と少なすぎます。
組み込みの分野は一時期より熱が冷めているとは思いますが、もう少し受験者を増やす施策が必要かもしれません。
システム監査技術者は、受験者数2,278人で、微増ではあるもののコロナ禍以前の水準には戻らず。
合格率は16.7%で、こちらは例年通り。
個人的には、システム監査はもっと伸びてほしい分野なだけに、今後の拡大を期待したいです。
情報処理安全確保支援士は、受験者数17,324人で、コロナ禍以降の最高を2期連続で更新。それ以前と比べると減少。
合格率は15.1%で、近年では割と厳しい結果に。
設問を見ていないのですが、午後問題で振り落とされたりしたのでしょうか?
※いずれも、IPA公表の統計資料より。
https://www.ipa.go.jp/shiken/reports/nq6ept000000i5c9-att/toukei_r06a.pdf
以上が、各試験の状況です。
全体を見通しても、コロナ禍以前の水準には届かないものの、受験者数はおおむね増加傾向にあります。
特に、応用情報技術者の受験者数が大幅に伸びたのは目に留まります。
どのようなきっかけかは分かりませんが、今後もこの伸びを維持し、資格試験の有効性がさらに高まるといいですね。
一方、私はというと……どうしましょうか。
一応、システムアーキテクトの2週目を考えてはいるのですが、ちょっと別の勉強もしたいと考えています。
さすがに、今回のように何の準備もなく合格できるとは思えないので、やるならやるでしっかりと対策をしたいところです。
それでは、腐っても鯛であることを示した、山本慎一郎でした。