デジタル技術者としての理念
覚えるのではなく理解する
デジタル技術と一言で言っても、その分野は幅広く、膨大な量の理論や技術があります。
また、経営や法務、科学技術など、周辺の知識が必要となることも少なくありません。
しかし、知識を得たところで、それを使いこなせなければ、学ぶ意味がありません。
時間はかかりますが、覚えるのではなく理解していくことが重要だと考えています。
客観的な評価を受ける
どれだけ苦労して手に入れた知識でも、それが正しいとは限りません。
自己評価というのは、自分の知っている「物差し」でしか測ることができないからです。
専門家を名乗る以上、一般に認められた「物差し」で客観的に評価してもらうべきです。
これにより、技術者は自信がつき、依頼者にも安心していただけると考えています。
常に教育する
教育や人材育成と聞くと、勉強会など特別な行事を思い浮かべる方も多いかと思います。
確かに、体系立てて一から十まで教えるのなら、それらは最適な方法です。
しかし、本当に重要なのは、普段の仕事の中で自然と教え育てられる環境だと思います。
仕事と教育を別物と考えず、技術者として、常に次の世代の育成を考えています。
デジタル安全を広める
私たちは、幼少のころから、交通安全のためのルールを教えられてきました。
交通事故に遭わないため、そして、交通事故を起こさないためにです。
同じように、現代では、デジタル技術を安全に使うルール「デジタル安全」も重要です。
サイバー犯罪に遭わない、起こさないためにも、多くの人々に広めたいと考えています。